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☆ 原発性腋窩多汗症(ワキ汗)について

2026年07月03日

これから汗をかく季節になります。

毎年この時期になると、当院かかりつけの方から「ワキ汗」で困っているという相談を受けることがあります。「ワキ汗」は、医学的には「原発性腋窩多汗症」といいます。この病気について説明します。

 

原発性腋窩多汗症とは?
汗の量が多くなる原因となる病気や障害がないにもかかわらず、多量のワキ汗に悩まされる疾患です。明らかな原因がないまま6ヵ月以上みられ、以下の6症状のうち2項目以上あてはまる場合を「原発性腋窩多汗症」と診断しています。

 

【原発性腋窩多汗症の診断基準】

●最初に症状がでるのが25歳以下であること
●左右両方で同じように発汗がみられること
●睡眠中は発汗が止まっていること
●1週間に1回以上多汗の症状がでること
●家族にも同じ疾患の患者さんがいること
●脇汗によって日常生活に支障をきたすこと

※目安として、衣服に汗じみができる程度です。脇汗が気になって仕方がなく日常生活にも支障が出ている場合を指します。

 

【治療について】
当院では、塗り薬のエクロックゲル、ラピフォートワイプの処方ができます。エクリン汗腺(汗をつくる器官)が交感神経から伝えられる汗を出す指令をブロックすることで発汗を抑えます。

【エクロックゲル】
日本で初めて健康保険の適応が認められた塗り薬です。
1日1回、両脇に塗布するだけで簡単です。ボトル状で手を汚さずに使用できます。

【ラピフォートワイプ】
1日1回、ワイプ1枚(1包)を用いて両脇に1回使い切りで塗布します。
シート状で、外出先など持ち運びに便利です。

 

市販のスプレー剤や汗取りパットなどで対策を行ってる方が多く、クリニックで治療ができることを意外と知られていません。保険適応があり、気軽に始められる塗り薬が処方できますので、お悩みの方は当院にご相談ください

 

しまだ内科・循環器クリニック

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