(新規) 発熱やかぜ症状のある患者様の復職基準についてのお知らせです
2020年09月10日
2020/8/4に当院HPでお知らせした、発熱や風邪症状がある患者様の復職基準について一部変更しましたのでお知らせします。
① 発熱や風邪症状など体調不良者の職場復帰の目安
「発症日(症状が出現した日)から8日間が経過し、かつ薬剤を内服していない状態で解熱後および症状消失後、少なくとも3日が経過している」が復職目安です。
※ちなみに新型コロナウイルスPCR検査で陰性だった場合でも上記の復職基準です。
② 新型コロナウイルスPCR検査陽性の患者様の職場復帰の目安
新型コロナウイルスPCR検査で陽性だった場合、保健所もしくは受診した病院から指示(自宅待機、宿泊療養、入院など)があると思いますので、まずそれに従ってください。
その上で下記2通りの復職基準があります。
- 「発症日(症状が出現した日)から10日間が経過し、また薬剤を内服していない状態で解熱後および症状消失後に少なくても72時間(3日間)経過している」
- 「症状軽快後 24 時間経過した後、24 時間以上間隔を空け2回の PCR 検査で陰性を確認していること」
PCR陽性の患者様の復職基準として上記1または2を満たしていることが条件とされています。退院後も再度新型コロナウイルスが陽性になる場合が報告されているため、退院後も4週間は熱を測るなど健康状態を毎日確認することも大切です。
※上記の復職基準は厚労省や日本渡航医学会、日本産業衛生学会のアナウンスを参考にした一般的なものになります。各職場ではそれぞれ就労状況も異なるので、この復職基準はあくまでも参考程度に考えていただき、自宅療養される方も外出する際の目安として参考になれば幸いです。
※各職場で復職基準が決まっていたり、職場の産業医にすぐ相談できる方はそちらを優先にしてください。宜しくお願いします。
しまだ内科・循環器クリニック